うつ病と不眠症の関係とは
うつ病の初期症状として看過することができないのが、不眠症や睡眠障害です。寝たいのに眠ることができず、結局明け方になるまで目が冴えてしまうという状態を繰り返していると、必ずといってよいほど自律神経に悪影響をもたらしてしまいます。うつ病を患っている人の多くが同時に不眠症に悩んでおり、不眠の症状が現れたらうつ病の可能性も含めて、まずは気軽に心療内科へ相談することを強くおすすめします。
日光を浴びて体内時計をリセット
うつ病と睡眠障害を併発し、眠りたくても寝られないということで朝まで起きていて、朝になってようやく眠りにつくというパターンは、うつ病患者によく見られる傾向です。しかしながら、これはうつ病の症状を悪化させるばかりか、生活リズムが乱れる主な原因になります。そこで、不眠の症状が続く場合には、必ず決まった時間に起床し、窓のカーテンを開けて5分ほど日光浴をすることです。こうすることで体内時計がリセットされる効果をもたらします。
良い眠りにつくための対策
うつ病の治療の基本は、まずは夜眠りにつくということです。良い眠りにつくための対策方法を紹介します。まず、心療内科で睡眠導入剤の処方を受けます。睡眠導入剤は、規則正しい睡眠サイクルを整えるために役立ちます。次に、寝る時間の1時間前には視覚的な刺激を受けたり、消化の悪いものを口にすることはやめることです。特に、パソコンやスマートフォンなどの電子機器は、視覚的な刺激を与え、自律神経を覚醒してしまうので避けたほうが良いです。
岡山の心療内科は岡山市内中心部に多くあります。優しく対応してもらえることが多く、不安な気持ちを受け止めてもらえます。